股関節の使い方を骨で考えるワークショップ

2023年9月23日、24日
上島里江先生を講師にお招きしてのワークショップを開催しました。
いつも体の使い方を深く掘り下げて、筋肉の働きや骨の動かし方から考察するレッスンとなりますが、今回は『骨』🦴でした!

骨盤の下にある脚を、いかに遠くへ引き伸ばしてターンアウトさせられるか‼️
(最終ゴールはここ)

ランドマークは
*大転子 距骨 母趾球
*膝のお皿の中心〜第2趾の付け根(中足骨)〜足裏通って踵のど真ん中

股関節からのターンアウトを実践するために、股関節から下の骨を“どう動かしてゆけば良いのか”、体で覚えるまで徹底的に繰り返して練習しました。
横向きになることで、足裏の位置をもっと遠くに使いきれます。そこに床がないから!
骨を動かすことで、外側の筋肉に余計な力を入れることもなく、ターンアウトを作っていけます。
普段、横向きでアライメントを保てなかった小学生たちが、気付けば正しいスタンスになって頑張っていました!自分最大の伸びを使えた時は、勝手にお腹も引っ込むし、スタンスを保てていたのです✨
正直、ビックリです。(嬉しい驚き)
エクササイズをしていてもグニャグニャ動いていたのは、伸び、骨の引き出しが足りなかったということなんですね。この子たち、私が思う以上に力を秘めていました!!
いよいよ立って出来るようにならなければなりませんが、これがまた、難しい💦
重力に負けない強さが必要ですからね。
軸脚を骨盤から引き出す感覚が、すぐ無くなってしまいますよね。そして、第2趾と踵のど真ん中を結ぶ線に重心を置くのはとても集中力の要ることです。
みんな、先生がおっしゃることの意味を考え、何をすべきかに向き合えていました。
タンジュで、動脚側の骨盤を引き上げてしまう人、いなくなりました❣️すごーい😃
プリエで骨盤が傾く人もいませんでした❣️
Bクラスは、ポアントワークに繋げるところまで進みましたが、テーマは同じです。
やはり、5番ポジションやタンジュの質感が変わりました。
股関節の使い方からスタートして、足裏の状態までをコントロールすると、これまた上半身は、自然と正しいアライメントに向かって動いてくれます。
でも大きい子の方が、変えるのは難しかったりもしました。
「こうしなきゃいけない」意識が強いのか、自分の使い方からの解放が、素直に進みにくかったようにも見えました。
地道にコツコツと、自分に向き合うしかないですね。


筋肉で頑張りすぎない解放感✨
正しいスタンスから生まれる体の繋がり✨
疲れないで長く踊れそうな予感もありました。正しい立ち方から、正しいプリエやタンジュができ、全ての動きに繋がっていきます。

素晴らしいレッスンでした。
里江先生、ありがとうございました❣️
おまけ

バレエトレーナーとして勉強している仲間が来てくださいました♪
鬼👹のように厳しいご指導をしてくださる師匠 佐藤愛さんのもと、小鬼😈として頑張っています。

阿波バレエスタジオ ルレーヴ オフィシャルサイト

徳島県西部・阿波市にあるバレエ教室 阿波バレエスタジオ ルレーヴ ー夢ー.です。 鍛えて磨かれる心と身体。 笑顔で始まる一生懸命な時間を、暮らしの輝きにしてみませんか?

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