作品創りを楽しもう

「欲しいものを手に入れる」
ということに、私は子供の時からかなり執着していたように思います。
あっ、何でもかんでもという意味ではなく、
バレエの衣装、髪飾り、小道具の話です。
バレエ雑誌の写真を見ては、世界のプリマたちの衣装やティアラに心奪われたものです。
でも、こんな衣装を着て踊りたい!!と思っても、売っていないし、レンタルもありませんでした。なので当然のように、自分で作ろうとしました。
洋裁の知識も無く、型紙作りすら勝手な自己流でした。初めは布目の縦横も気にせず裁断していましたね。それでチュニックを縫って、海賊のグラン・パ踊ったのが中3の時…
“知らぬが仏”何の不安もありませんでした。
それから、数々の失敗もしながら、自分の衣装のほとんどを縫い、飾り付けしてきました。指導者となってからは、発表会の度に大阪まで生地の買い出しに出掛けて、数十着の衣装の飾り付けをしてきました。「好き」だけで作ってましたから、酷い駄作も多々ありましたが。それでも、数多くの経験が素材の扱い方、修正の仕方などのノウハウと、沢山のアイデアを結び付ける想像力を養ってくれたかなと思うのです。
主宰者となった今では、発表会準備の仕事量が激増したため、衣装製作には時間をかけられなくなってしまいました。どうしても必要な時だけ手掛ける感じですが、これが楽しくて…❣️


今年は小道具をいろいろ作っていますが、ジュニアCクラスの数名と一緒にやってみました。。
「シルヴィア」で使う
ヴァッカス祭のスティック
ロマンティックな花
ニンフたちの弓
ヤギの耳
水瓶

小道具や衣装を手掛けると、作品への愛着が増すと思います。それを期待して、生徒さんたちに手伝ってもらいました。
発表会まで1か月余り、今頑張っていることが無事に舞台にてご披露できることを切に願いながら…✨

阿波バレエスタジオ ルレーヴ オフィシャルサイト

徳島県西部・阿波市にあるバレエ教室 阿波バレエスタジオ ルレーヴ ー夢ー.です。 鍛えて磨かれる心と身体。 笑顔で始まる一生懸命な時間を、暮らしの輝きにしてみませんか?

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